アルコール代謝について②
カラダに大切な栄養・健康コラム
カラダの悩み・症状コラム
こんにちは😀
前回はアルコールのメリット、デメリット、生活習慣のリスクの高まる飲酒量、アルコールの吸収と分解について書きました。
前回のブログはこちら
今回は引き続きアルコールについて、「お酒の強い人、弱い人の違い」や「アルコールの健康被害」について書いていきたいと思います☝
お酒に強い人・弱い人
アルコール分解酵素の活性型
お酒に強い、弱いはアルコールが分解されることでできる有害物質(アセトアルデヒド)の分解酵素の活性型によって決まります‼
お酒に強い活性型、お酒に弱い低活性型、まったく飲めない非活性型の3つのタイプの人がいます。
日本人は37~38%はお酒に弱い低活性型、6~7%は全く飲めない非活性型です。
低活性型、非活性型は日本人を含む黄色人種だけで、白人や黒人の人にはいないそうです❗
外国の人にお酒が強い人が多いのは分解酵素が関係していたんですね😲
活性型は遺伝によって生まれつき決められていて変わることはないそうです。
男女の性差
女性は体内の水分量が男性に比べて少ないため、男性に比べて相対的にお酒に弱いことが多いです。
また、体格や肝臓の大きさも男性に比べて小さいことが関係しています。
年齢による違い
高齢者は若い人に比べて体の水分量が少ないため、お酒に弱いことが多いです👴
体格差による違い
体格の大きい人は小さい人に比べて、肝臓も大きいことが多く代謝速度も速くなるためお酒に強いことが多いと考えられています💪
次にアルコールによる健康被害について書いていきます。
アルコールによる健康被害
脂質異常症
アルコールは肝臓内で中性脂肪の合成します。
多量の飲酒などで中性脂肪が作られ過ぎると肝臓の外へでて高グリセリド(中性脂肪)血症を引き起こします。
また、脂質異常の状態が長く続くと脂肪肝、さらには肝硬変、慢性膵炎になることもあります😥
*肝臓は自覚症状が出にくい臓器で不調を感じたときには手遅れの状態になっている事が多いです💦
肝臓へのダメージが限度内だと肝細胞は再生しますが、一定以上のダメージを受けてしまうと肝不全になってしまい一切回復することが出来なくなってしまいます😟
糖尿病
アルコールは肝臓で貯蔵されているグリコーゲンという物質をグルコース(ブドウ糖)へ分解させます。
そうすることで血液にブドウ糖が回り、血糖値が上昇します🤐
さらにお酒に含まれる糖質や、糖質が多く含まれるおつまみを摂る事で高血糖が助長されます。
高血圧
お酒を飲むと血管が広がり一時的に血圧が低下します。
しかし、長時間の飲酒や多量の飲酒は高血圧のリスクが高くなります。
さらに塩分の多いおつまみを食べる事で血圧上昇が助長されます。
睡眠の質低下
アルコールは眠りに入ることを促進します😪
しかし、眠りの質は浅くなります。結果、睡眠の質自体は低下してしまいます。
がん
口腔がん、咽頭がん、食道がん、肝臓がん、大腸がんなど消化器系のがんのリスクが高まります😢
痛風、アルコール中毒など
肝硬変やがんなど取り返しのつかない病気になることもあると考えると結構怖いですね…
健康のことも意識しながらお酒を楽しんで飲みたいですね😀
次回はアルコールによる二日酔い(頭痛、悪心、吐き気)対策のサプリメントを紹介したいと思います。
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