夏バテと自律神経の関係とは?~疲労回復のための対策法を解説~
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夏バテとは?
夏の季節になると、多くの人が「夏バテ」に悩まされます😰
本記事では、夏バテと自律神経の関連性や医学的メカニズムについて分かりやすく解説します✨
さらに、効果的な夏バテ対策やケアについてもお伝え致します⬇
「夏バテ」とは、夏季の高温・多湿に対応できずに生じる体の不調の総称です。
体内の水分調整や栄養不足、体温を調整する自律神経の乱れなどが原因で起こります。
医学的に「夏バテ」という病気はありません。いつの間にか世間で広まるようになりました。
夏バテのメカニズム
夏バテは「自律神経のトラブル」が様々な不調を引き起こすと言われています。
私たちが夏に汗をかくのは、体内にこもる熱を放出して急激な上昇を抑えるためです💦
この発汗や体温のコントロールしているのが自律神経です❕
猛暑の中、外で汗をかいた後に冷えた室内に入る自律神経が体内の熱を逃さないように汗腺(汗の出口)や血管を収縮させてしまいます。
体が冷えないように、真逆の仕事をしていきます。
夏場はこうした「熱の放出」と「熱の保持」という真逆の体温調節が繰り返し酷使されるため、自律神経自体が疲労してしまい、うまく働かなくなります。
ですので結果…「夏バテ」を引き起こすのです!食欲不振や不眠、疲労などを招いてしまいます。
「夏バテ」チェック項目!こんな人は「夏バテ」 になりやすい!
︎✅夜更かしすることが多い
✅冷房の設定を低い温度にしている
✅入浴はシャワーのみ
✅睡眠不足
✅運動不足
✅冷たい飲み物が好き
夏バテを防ぐ7つの対策
夏バテは、生活習慣や環境を見直すことで予防できます。
7つの対策をご紹介するので、できることから実践してみましょう。
生活リズムを整える
できるだけ生活リズムを一定にしましょう⌛
朝に太陽の光を浴びると、ずれた体内時計がリセットされやすいです🌞
夜に自然と眠くなるようにホルモンが分泌されるようになり、自律神経のバランスが整います。
冷房で身体を冷やさない
室内外の激しい温度差は、自律神経のバランスの乱れを引き起こしやすくなります。
自律神経は汗の量を調節することで体温調節をおこなっています。
急激な温度変化が1日に何度もあると、体温調節のために神経が過剰に働き疲れる原因になります。
冷房などを利用する場合は、外との温度差が極端に大きくならないように調節すると良いでしょう✨
また、冷房の風が直接当たると体が冷えすぎてしまうので、羽織るものを用意するか、風向きを調整しましょう。
入浴時は湯船に浸かる
暑いとついシャワーで済ませてしまうかもしれません。
先ほど述べた通り就寝1時間ほど前に湯船に浸かると、眠りにつく頃には深部体温がスムーズに下がって睡眠の質が向上します。
また、人の体は、体温が下がると自然と眠くなります。
38~40度くらいのお湯で10分ほど入浴すると、眠るために最適な体温変化を促すことができます。
睡眠をしっかりとる
自律神経の働きを整え、疲労を溜めないために、規則正しく十分な睡眠をとりましょう。
睡眠不足は、交感神経の活動を活発にしてしまい、自律神経のバランスが乱れる原因になります。
寝苦しさを緩和するために、環境を整えることも大切です。寝具は夏用のものを使用し、扇風機などで室内に空気の流れを作ります。
ただし、体に直接風を当てると、体が冷えすぎたり、水分が奪われて脱水になることもあるので、注意しましょう。
夜間に十分眠れなかった場合は、15分ほどの短い昼寝も疲労回復に効果的です。
適度な運動を心がける
夏は活動量や食欲の低下などで体力が落ちやすいので、適度な運動で体力を維持しましょう。
運動によって、体力向上、自律神経のバランスの調整、睡眠の質の向上などが期待されます。
「外に出るなんて無理…」という人は、エレベーターではなく階段を使う、休憩時間に歩く、テレビを見ながら軽いストレッチや筋トレをするなど、できることを行ってみましょう。
外出の際は、帽子や吸湿性・速乾性のある衣服を着用する、飲み物を持ち歩くなど、熱中症対策を忘れずに。
こまめに水分を補給する
熱中症予防のためにも、こまめに水分・塩分などを摂りましょう。
経口補水液ならば、水分・塩分の他、電解質の役割を果たすミネラルを一度に補給することができます。
特に朝、補給しておくと熱中症予防にも効果的です。
また、炎天下で外にいる際や運動時、起床時や入浴後は補給を意識しましょう。
アルコールは、水分補給にはなりません。かえって脱水を起こす危険があるので、注意してください。
高齢の方は、のどの渇きを感じる前からこまめに水分を摂ることが重要です。
汗をかいていない場合は、水やお茶でかまいません。
糖尿病の方は、スポーツドリンクだと血糖値が上昇してしまうため、糖分の入っていない水分を摂りましょう。
栄養バランスの良い食事を心がける
疲れにくい体づくりのためには、栄養バランスの良い食事も大切です。
疲労回復に必要な糖質を適度に摂取した上で、タンパク質・ミネラル・ビタミンもしっかりとることが重要です。
また、スパイスなどの香辛料は食欲増進の効果が期待できるので、カレーやエスニック料理などを取り入れるのもオススメです。
夏をより良く過ごすために
年々、気温が高くなり夏場は過ごしづらくなります。
自身で対策を取ることで、より夏を快適に過ごせるようにしていきましょう!
著者 Writer
- 鍼灸師
小田切 亮太(オダギリ リョウタ) - 生年月日:1987年12月6日
血液型:A型
出身:新潟県
趣味:美味しいお店探し・読書
得意な施術:五十肩専門、鍼灸施術(コリ専門鍼灸、自律神経調整)
ご来院される皆様へ一言:
患者さんのお悩みの解決に向け、精一杯お届け致します!
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