梅雨を東洋医学的に見てみよう

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カラダの悩み・症状コラム

▽梅雨の視点を変えてみよう

 

以前に梅雨の不調について原因と対策をお伝えしました。

(読んでない方はコチラへどうぞ!)

梅雨、体調不良の原因とは?

梅雨の不調、改善方法とは?

今回はちょっと視点を変えて、東洋医学的にお伝えしてみようと思います!

▽湿気は内臓の天敵!?

湿気について話す前に、東洋医学について少しお伝えします。

東洋医学では「五臓六腑」という言葉があり、人間の内臓全体をを言い表すときに用いられます。

 

五臓」とは、肝・心・脾・肺・腎を指し、心包を加え六臓とすることもあります。

六腑」とは、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦を指します。

現代医学とは異なる知見ですが、それぞれの役割があり活躍しています。

その中で「」と「」について少し説明します。

「胃」は食べたものを消化してエネルギーに変えていきます

「脾」はそのエネルギーを全身に運んでいきます

例えていえば

胃=搬入会社

 

脾=運搬会社

 

というイメージです。

この二つが働くと全身にエネルギーが満ちて健康になるという考え方です。

実はこの「胃・脾」、湿気がとても苦手だと言われています。

湿気が多くなると搬入・運搬機能が低下してしまい、不調になります。

 

このように病気や不調を引き起こすものを「邪気」といい、外の環境が原因で不調になることを「六淫」と表します。

六淫は「風邪・寒邪・湿邪・燥邪・暑邪・火邪」と種類があり、梅雨の不調に関わってくるのが「湿邪」です。

「湿」の性質は重く濁り、粘って、常に病位に停滞し、軽くきれいな 陽気の活動を阻みます

なので四肢倦怠軽い浮腫、だるい痛みなどを起こし、体内で湿気が胃腸に停留し、

水分代謝が低下することにより腹痛や泥状便などを起こします。

特に日本は周りが海で囲まれているので、そもそも湿気に晒されている分、余計に湿邪の傾向が強いそうです。

確かに日本人は胃腸が弱いイメージがありますね(T . T)

 

また身体のさまざまな部位に「水」が停滞・偏在することを「水滞」といい、さまざまな症状を引き起こします。

全身に停滞すれば、むくみ、下痢、めまい、夜間頻尿が現れます。

胸にたまると、水様の鼻汁や痰、喘鳴が現れます。皮膚や関節にたまれば、関節の痛み・手のこわばりがある場合もあります。

また胃から腸にかけて滞ると、食欲不振、悪心、下痢、手足の冷えなどが現れます。

むくみがある状態っていい事ないですね(T . T)

▽舌の状態でむくみをチェック

東洋医学では身体をチェックする時に様々な方法があります。むくみの状態は「」でチェック出来ます。

舌のコケがあり分厚い

 

水分で膨らんでいて、ぼってりして少し光沢感があります。舌のコケがあると胃腸が弱って消化機能が低下しているので注意!

舌の周りがギザギザしている

 

水分で膨らんだ舌に歯形がついている状態。長い期間むくんでいる証拠なので、消化機能もより低下しています。

コケが出ている場合は更に注意!

▽むくみで困ったらツボを押そう!

東洋医学といえば「ツボ」!むくみ対策に有効的なツボをお伝えします。

三陰交

 

足の内くるぶしから小指を除く指4本上にあります。

陰陵泉

 

膝の内側下で小さな骨のでっぱりの下のくぼみにあります。

陽池

 

手の甲側で、小指と薬指の間を手首方向に指を当てていき、手首の付け根あたりのくぼみのところにあります。

内関

 

手の平を広げた時に手首から肘にかけて縦に走る2本の筋の真ん中あたり、

手首にある一番太いシワから肘に向かって指3本下がったところにあります。

 

上記のツボを6秒間・30回程度にゆっくり無理がない強さで指圧してください。

 

またこういったツボにはお灸が効果大です!

 

お灸はツボの刺激だけでなく、代謝を上げて血液循環や免疫力をアップしてくれます。

モグサのお灸ではなく、台座・シール付きのお灸もあるので、安心して出来ます。

当院でも取り扱っているので、ご興味ある方はスタッフにお声かけください!

 

▽梅雨を知り、対策して乗り切ろう!

 

今回は東洋医学の視点でお伝えしていきましたが、梅雨時期の考えて方や対策は、昔でも現代でも共通点は多いですね。

梅雨という季節の特徴から、自分の身体はどうなっているのかを知り、それに合った対策をしていくことが大切です。

これから益々、日本の天候は今までと変わってくるでしょう。

自然は変えることが出来ないので、自分達で出来ることをして乗り切っていきましょう!

 

(梅雨に関しての過去のコラムはこちら!)

梅雨、体調不良の原因とは?

梅雨の不調、改善方法とは?

著者 Writer

著者画像
院長・柔道整復師
中林 龍祐(ナカバヤシ リュウスケ)
生年月日:1991年2月18日 
血液型:A型 
出身:岡山県 
趣味:音楽鑑賞 ガンプラ作成 
得意な施術:姿勢矯正 腰痛 
※院長を指名の場合は別途550円(税込)かかります。

ご来院される皆様へ一言:
皆様の悩みを解決して、なりたい健康(カラダ)に向けて進んで行きましょう!

(院長挨拶はこちらから)
 

当院のご紹介 About us

院名:みらい鍼灸整骨院
住所〒180-0022 東京都武蔵野市境2-3-20
ミリエールしろがね101
最寄:JR中央線「武蔵境駅」北口から徒歩4分 
駐車場:なし
                                 
受付時間
9:00〜
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9:00~12:30/
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9:00~17:00
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月・火・木・金 9:00~20:00
水 9:00~12:30/17:00~20:00
土 9:00~17:00
休診日:
日曜・祝日・第3木曜日(偶数月→終日休診)(奇数月→午後休診)

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