ファステイングってなに⁉気になる腸活法を解説♪

腸活してますか？？？

 

最近よく耳にする「腸活」

前回は、腸の働きについてお話しました。

 

＊前回のコラムはコチラ♪「腸は”超”重要！」

 

色々な方法がありますが、今回は“ファスティング”についてお伝えしていきます！

 

 

ファスティングってなに？

 

ファスティングとは日本語で”断食”の事をいいます。

一定期間固形物を摂取しないことで、胃腸を休ませ、カラダの中を大掃除する健康法の一つです。

 

近年日本の食生活は「飽食の時代」となっており、いつでも好きなだけ食べられる世の中になっています。

その食品の多くは食品添加物や残留農薬などの有害物質が使用されており、

知らず知らずの内に体内へ吸収されています。

そして有害物質が含まれたファーストフードやコンビニ食品、

白砂糖たっぷりの加工食品を多く食べ過ぎてしまい、カラダに蓄積されている可能性が高いです。

その影響で腸内や細胞が汚れてしまい、摂取することにエネルギーを消費し、

排泄する事ができにくくなってきています。

そういったデトックス不足や代謝不良を改善するため、ファスティングでカラダの大掃除をします。

 

 

ファスティングのメリット

 

ファスティングで期待できるメリットは、

 

・体脂肪の減少　・溜まった毒素の排出

・肌がキレイに・腸をキレイに

・免疫力がアップ　・慢性便秘の改善

・食生活の改善　・血液をサラサラに

・疲労感がとれてスッキリ・ストレスの軽減

・肩こりや腰痛の軽減・冷え性の改善

・寝つきがよくなり、睡眠不足も解消

・味覚が正常になり、食事が美味しくなる…etc

 

と色々な変化が期待できますが、ここでは大きなメリットとして3つお伝えします。

 

 

腸内環境・細胞をキレイに大掃除！

 

摂取した栄養を消化・吸収するため、胃腸は常に頑張っています。

乱れた食生活やストレスが溜まってしまうと、消化不良で腸内に汚れやゴミが溜まってしまい、

様々な健康トラブルが起きてしまいます。

また細胞の中もゴミが溜まり、エネルギーを作り、代謝を高めてくれるミトコンドリアも上手く働けません。

 

「ミトコンドリア」

↑ミトコンドリアについてのコラムはこちら♪

 

ファスティングでは、汚れのもととなる白砂糖や食品添加物、油などを控えることで、

腸や細胞内の老廃物をデトックスする事ができます。

更に腸内細菌が喜ぶ食事を積極的に食べる事で、掃除しながら腸が元気になっていきます。

キレイな腸や細胞になると、カラダの調子が上がります♪

 

 

酵素をフル活用して元気なカラダへ

 

酵素はすべての生物の中に存在し、呼吸・消化・吸収・排泄・代謝など

生きていく上でなくてはならない生命活動に関わっています。

 

「酵素ってなに？？？」

↑酵素についてのコラムはコチラ♪

 

体内にある酵素は、

 

消化や吸収に関わる”消化酵素”

代謝や排泄に関わる”代謝酵素”

 

と大きく二つに分けられ、年齢と共に減り続けていきます。

食べ過ぎてしまう現代では、消化酵素を大量に消費してしまい、代謝酵素が少なくなっています。

そうなると代謝が落ちてしまうので、痩せにくくなったり、

カラダが回復しづらくなったりと、不調に繋がる原因になります。

ファスティングでは一定時間固形物を摂取しないので、消化酵素を温存し、代謝酵素を多く活用する事ができます。

代謝が上がるので、エネルギーが作りやすくなったり、回復力が高まったり、脂肪が燃えやすくなったりします。

酵素、大事ですね♪

 

 

脂質を燃やしてエネルギーゲット

 

人は生きていくために、栄養からエネルギーを得ています。

その元になるのが三大栄養素である、糖質、タンパク質、脂質です。

 

 

 

糖質は燃費が良く、すぐエネルギーに変換する事ができます。

しかし、貯蔵量が少なく、オーバーした分は全て脂肪として蓄えられてしまいます。

また糖質の量と種類によっては、血糖値の上下が激しくなり、

倦怠感、頭痛、悪心、さらに老化の原因につながります。

糖質のコントロールは、健康にとってとても重要なポイントです。

 

「糖質について」

↑糖質についてのコラムはコチラ♪

 

 

タンパク質は、全ての細胞に必要な栄養素です。

体内の糖質がなくなってくると、筋肉を分解してタンパク質からエネルギーを作ります。

 

痩せる方法として糖質制限ダイエットがありますが、

陥りがちなのが糖質と一緒にタンパク質も制限をすることにより、筋肉が減ってしまう事があります。

体重は落ちますが、筋肉が減ってしまうので代謝が落ちてしまい、結果的に太りやすくなってしまいます。

タンパク質はとても重要なので、意識が必要ですね。

 

「タンパク質について」

↑タンパク質についてのコラムはコチラ♪

 

 

脂質は、一番エネルギーを得ることができる栄養素です。

脂質を上手く燃やすことができれば、エネルギー供給は安泰です。

ですが脂質は燃えるまで時間がかかります。また糖質を摂りすぎていると、

糖質メインでエネルギー供給&脂肪が増えていくので、いつまでたっても脂肪は燃えません。

 

「脂質について」

↑脂質についてのコラムはコチラ♪

 

 

栄養素が燃える順番は、

「糖質→タンパク質→脂質」です。

脂質を燃やすには、糖質をカラにしつつ、筋肉を落とさないようにタンパク質を摂取。

そうしていると脂質が燃えるようになっていきます。

 

ファスティングでは、糖質、タンパク質、脂質をコントロールしながら食事をしていきます。

糖質の量と質を調整しつつ、タンパク質を摂取することで、筋肉を落とさないようにしながら脂肪を燃やして、

エネルギー回路を効率良くしていきます。

エネルギーが手に入れば、カラダは元気になりますね♪

 

 

ファスティングのポイント

 

ファスティング中は、基本ルールがあります。

特にポイントになるのが、時間帯に合わせた腸と酵素の働くリズム「ナチュラルハイジーン」という考え方です。

 

 

 

朝4:00〜昼12:00

「排泄」の時間とされています。

この時間帯はゴミ出しに徹するので、胃腸には負担をかけない食事量にする方が機能が高まります。

 

昼12:00〜夜20:00

「栄養補給と消化」の時間とされています。

この時間帯で食事を取り、消化酵素を使用して栄養素の分解をしていきます。

 

夜20:00〜朝4:00

「吸収と代謝」の時間とされています。

この時間帯で分解した栄養素を吸収し、代謝酵素を使用してカラダの細胞を新陳代謝していきます。

 

このリズムを意識して食事をする事で、酵素の働きを最大限活かし、無駄遣いを防ぐことが出来ます。

夕食を20時までに済まし、翌朝の食事を控える事で、16時間食べない時間を作ることができます。

これだけでも半日ファスティングとなるので、胃腸を休ませ、酵素を上手く活用できますね♪

 

 

OKフード・NGフード

 

 

ファスティング中は酵素の浪費を避けたいので、

積極的に摂りたい「OKフード」と、避けるべき「NGフード」があります。

 

OKフード

 

酵素の豊富な生野菜・生果物

 

野菜や果物の酵素を効率よく摂るには「すりおろし」がオススメです。

低速ジューサーやミキサーも良いですが、時間が経つと酵素が酸化して激減するのでお早めに。

 

 

酵素の豊富な発酵食品

 

発酵食品には酵素がたっぷり含まれているうえ、善玉菌のエサとなり増やしてくれる効果があります。

植物性乳酸菌が含まれている納豆、ぬか漬けがオススメです。

 

 

低GI食品

 

血糖値の上昇率を数値で表したものを「GI値(グリセミックインデックス)」といいます。

玄米、雑穀、そば、全粒粉、アガベシロップといった低GI食品(60以下)がオススメです。

 

 

短鎖脂肪酸

 

短鎖脂肪酸とは腸内細菌の発酵によって生じる有機的な脂肪酸で、大腸の粘膜の栄養になります。

海藻などの水溶性食物繊維、梅干しや黒酢などの発酵食品がオススメです。

 

 

フラックスシードオイル(亜麻仁油)

 

食生活に不足しがちなオメガ3系脂肪酸である、α-リノレン酸を補給できます。

血流の改善、動脈硬化の予防、中性脂肪を減らす効果があります。

 

 

NGフード

 

白砂糖

 

酵素の無駄遣いナンバーワンです！

白砂糖の成分「ショ糖」は、ブドウ糖と果糖がくっついてできており、

消化吸収にはたくさんの酵素を消費してしまうので注意が必要です。

 

 

食品添加物

 

食品添加物は酵素の働きを妨げ、浪費させるため、できるだけ摂らないようにしましょう。

 

 

肉(動物性タンパク質)

 

肉などの動物性タンパク質を摂りすぎると、消化不良の原因となり、酵素をたくさん消費してしまいます。

食べ過ぎに注意しましょう。

 

 

高GI食品

 

上記で説明したGI値が70以上の食品をさします。

白砂糖はもちろんのこと、白米、白いパン、うどん、チョコレート、インスタントラーメンなど、

ファスティング中は控えるようにしましょう。

 

 

過酸化脂質・トランス脂肪酸

 

「過酸化脂質」とは、酸化した油のことです。時間がたった油物、スナック菓子などは注意が必要です。

またマーガリンやショートニングに含まれている「トランス脂肪酸」も同じ注意が必要です。

 

 

生の植物の種

 

植物の生の種には、酵素抑制物質が含まれています。

キウイやトマトなどの小さい種は問題ないですが、みかんやスイカなどの種は取り除きましょう。

また玄米、小豆、大豆などは「ABA(アブシジン酸)」という酵素抑制物質を持っているので、

12〜20時間の浸水が必要です。

 

 

ファスティングおすすめです♪

 

今回はファスティングのメリットとポイントをお伝えしましたが、如何だったでしょうか？

不調に感じることが多くなっている、胃腸が調子悪い、便秘や下痢をしている、

太りやすい、痩せにくいなど、体質改善をしたいと感じている方は、

酵素と腸のリズムや食事内容を見直してみることから始めてみてはどうでしょうか？

 

「この悩みは改善できるか聞きたい！」

「ファスティングの内容や方法をもっと知りたい！」

「腸内環境を良くしたい！」

「体質改善してみたい！」

「プチダイエットしたい！」

 

と思った方、期間限定で無料カウンセリング実施中です♪

担当スタッフが悩みを聞いた上で、ファスティングの説明や提案をさせて頂きますので、

気になる方は是非、ご予約ください！

 

予約はコチラ♪

※予約方法

「メニュー変更→メニュー登録→自費診療→ファステイング(腸活)カウンセリング」

 

 

一つでも、悩み改善の手助けとなれば光栄です(^^)